新卒年収平均はいくら?2026年の初任給と生涯年収の目安を解説
新卒年収平均について、国税庁の最新統計や初任給調査をもとに解説。大学卒の初任給や男女別・雇用形態別の平均給与、手取り額の目安、生涯年収の試算まで網羅。就活・転職の参考に。
新卒年収平均は487万円|令和7年分・男女/年代別の平均給与と手取りの目安">年収平均の最新データ
国税庁が2026年9月29日に公表した「令和7年分 民間給与実態統計調査」によると、民間の給与所得者の平均給与は487万円(前年比1.9%増)でした。ただし、これは全年代・全雇用形態を含む数字であり、新卒に限定すると金額は大きく異なります。
初任給データから手取りの目安まで解説">新卒年収平均を考える際の基準となるのが初任給です。一般財団法人 労務行政研究所の「2026年度 新入社員の初任給調査」(東証プライム上場企業205社対象)によると、大学卒(一律設定)の初任給は26万5708円、大学院卒修士は28万2645円、高校卒(一律)は21万7981円でした。
これらの初任給を12ヶ月分と賞与(一般的には年2回、計3~4ヶ月分)で計算すると、新卒1年目の年収の目安は以下の通りです。
| 学歴 | 初任給(月額) | 年収目安(賞与込み) |
|---|---|---|
| 高校卒 | 21万7981円 | 約330万~360万円 |
| 短大卒 | 23万1975円 | 約350万~380万円 |
| 大学卒 | 26万5708円 | 約400万~440万円 |
| 大学院卒(修士) | 28万2645円 | 約430万~470万円 |
※賞与は企業・業種により変動。上記はあくまで目安です。
新卒年収平均と全体平均の違い
国税庁の統計では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円。しかし、新卒(22~24歳)の平均給与はこれより低く、年齢階層別のデータでは20~24歳の平均給与は約280万~320万円程度と推計されます(国税庁の年齢階層別グラフより)。
新卒年収平均は、以下の要因で全体平均より低くなります。
- 勤続年数が短く、昇給が少ない
- 賞与が初年度は満額支給されない場合がある
- 残業代が少ない(残業が少ない職場の場合)
一方、正社員(正職員)の平均給与は559万円、正社員以外(パート・アルバイトなど)は210万円です。新卒で正社員として入社した場合、数年後には平均に近づく可能性があります。
新卒の手取り額の目安
年収から税金や社会保険料を差し引いた「手取り」は、額面の約75~80%が目安です。
例えば、大学卒の初任給26万5708円の場合、月の手取りはおよそ21万~22万円程度。年収400万円の場合、手取りは約310万~320万円になります。
手取りの計算には、手取り早見が便利です。また、年収指数で自分の年収を全国平均と比較することもできます。
男女別・雇用形態別の平均給与
国税庁の統計では、男性の平均給与は597万円、女性は342万円と、男女間で約255万円の差があります。新卒時点では差は小さいものの、勤続年数やキャリア形成の違いにより徐々に開きます。
正社員(正職員)の平均給与は559万円、正社員以外は210万円。新卒で正社員として入社するかどうかは、生涯年収に大きな影響を与えます。
業種別の平均給与と新卒年収
国税庁の統計によると、業種別の平均給与は以下の通りです。
| 業種 | 平均給与 |
|---|---|
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 854万円 |
| 金融業,保険業 | 726万円 |
| 宿泊業,飲食サービス業 | 276万円 |
新卒で高年収を狙うなら、電気・ガス・金融などの業種が有利ですが、入社難易度も高いです。一方、宿泊・飲食業は初任給が低めで、昇給も緩やかな傾向があります。
新卒年収を上げるには?
新卒年収平均を上げる方法としては、以下のような選択肢があります。
- 大手企業・成長業界を狙う(初任給が高い)
- 資格やスキルを取得する(IT、語学など)
- 転職を視野に入れる(経験を積んで年収アップ)
また、記事一覧では、年収別の生活設計やキャリアアップのヒントを多数掲載しています。
FAQ
Q1: 新卒の平均年収はいくらですか?
A: 国税庁の統計では、20~24歳の平均給与は約280万~320万円程度と推計されます。大学卒の初任給ベースでは、年収400万~440万円が目安です。
Q2: 新卒の手取りはいくらですか?
A: 額面年収の約75~80%が目安です。例えば年収400万円の場合、手取りは約310万~320万円になります。
Q3: 新卒で年収500万円は可能ですか?
A: 一部の大手企業や外資系、IT企業などでは可能です。ただし、一般的な新卒では難しいため、数年後の昇給や転職で目指すケースが多いです。
Q4: 男女で新卒年収に差はありますか?
A: 新卒時点では差は小さいですが、統計上は男性の平均給与が高いです。これは勤続年数や職種の違いが影響します。
Q5: 初任給は毎年上がっていますか?
A: 2026年度の調査では、大学卒の初任給は前年比5.3%増の26万5708円と、上昇傾向が続いています。
出典
- 国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」
URL: https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2025/minkan.htm
- 一般財団法人 労務行政研究所「2026年度 新入社員の初任給調査」
URL: https://jinjibu.jp/article/detl/hr-survey/4082/
よくある質問
新卒の平均年収はいくらですか?
国税庁の統計では、20~24歳の平均給与は約280万~320万円程度と推計されます。大学卒の初任給ベースでは、年収400万~440万円が目安です。
新卒の手取りはいくらですか?
額面年収の約75~80%が目安です。例えば年収400万円の場合、手取りは約310万~320万円になります。
新卒で年収500万円は可能ですか?
一部の大手企業や外資系、IT企業などでは可能です。ただし、一般的な新卒では難しいため、数年後の昇給や転職で目指すケースが多いです。
男女で新卒年収に差はありますか?
新卒時点では差は小さいですが、統計上は男性の平均給与が高いです。これは勤続年数や職種の違いが影響します。
初任給は毎年上がっていますか?
2026年度の調査では、大学卒の初任給は前年比5.3%増の26万5708円と、上昇傾向が続いています。
参考情報
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