本文へスキップ
手取りナビ
メニュー

Webエンジニアの年収は?統計と求人から見る平均・年代別・企業規模別の実態

国税庁や厚生労働省の公表データをもとに、Webエンジニアの年収平均・年代別・企業規模別の給与水準を解説。転職サイトの求人提示年収も参考に、年収アップのヒントを紹介します。

キーワード: webエンジニア 年収

Webエンジニアの年収:複数の統計から見る実態

「Webエンジニア」として働く人の年収は、参照する統計によって数字が異なります。これは厚生労働省の職種分類に「Webエンジニア」という単独区分がなく、近い職種を含めた「ソフトウェア作成者」として集計されるためです。本記事では、国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」や厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」などの公表データを基に、Webエンジニアの年収の目安を整理します。なお、全産業の平均給与は487万円(令和7年分・1年を通じて勤務した給与所得者)です。年収指数のページでは業種ごとの比較も行っています。

ソフトウェア作成者の手取り目安">平均年収は578.5万円

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、Webエンジニアを含む「ソフトウェア作成者」の平均年収は578.5万円(企業規模10人以上・男女計・編集部算出)です。平均年齢は37.1歳で、勤続年数は約12年ほどです。この区分には、Webサービス開発のほか、受託開発・組込み系・スマホアプリ開発のエンジニアやプログラマーも含まれています。そのためWebエンジニアだけの平均ではありませんが、ソフトウェアを作る仕事全体の物差しとして参考になります。

年代別の年収推移

同じ調査の年齢階級別データから年収を換算すると、20代前半で363万円、30代後半で636万円、40代後半で729万円がピークとなります。下表にまとめました。

年齢ソフトウェア作成者の年収換算
20〜24歳363.0万円
25〜29歳484.7万円
30〜34歳559.5万円
35〜39歳636.0万円
40〜44歳686.3万円
45〜49歳729.2万円
50〜54歳722.4万円
55〜59歳719.5万円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 職種第5表」をもとに年収換算(編集部算出)

業種別では「インターネット附随サービス業」が707.1万円

同じ統計を業種(中分類)で見ると、Webサービスを運営する会社が多く含まれるインターネット附随サービス業の平均年収は707.1万円(平均年齢37.7歳、勤続5.8年)です。受託開発やSIerが中心の情報サービス業は669.5万円で、業種によっても差があります。ただしこれらの数字は、技術者以外の営業・事務職も含む業種全体の平均です。

業種(中分類)平均年収平均年齢勤続年数
インターネット附随サービス業707.1万円37.7歳5.8年
情報サービス業669.5万円39.7歳12.3年
通信業676.0万円46.1歳16.0年

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 第1表」をもとに編集部算出

転職サイトの求人提示年収は500〜900万円が中央値

Webエンジニア専門の転職エージェント「テックゴー」の求人データベースでは、平均年収は712万円でした。また、Offersに掲載された正社員求人724件(2026年9月まで)の提示年収は、下限の中央値が500万円、上限の中央値が900万円。上限が800万円以上の求人が68.4%を占めています。これらの求人データは転職時の目安として活用できますが、実際の支給額とは異なる点に注意が必要です。

企業規模による年収差(ソフトウェア作成者)

同じ厚生労働省の調査で企業規模別に見ると、ソフトウェア作成者の年収は従業員1,000人以上の企業で640.9万円、100〜999人で555.0万円、10〜99人で518.2万円と、規模が大きいほど高い傾向があります。大企業と中小企業では約122万円の差がついています。Webエンジニアとして年収を上げる方法として、企業規模の大きい会社への転職や、専門性を高めてスキルに応じた評価を得ることが考えられます。転職に関する記事一覧も参考にしてください。

FAQ

Q1: Webエンジニアの平均年収はいくらですか?

A1: 厚生労働省の統計では、近接職種を含む「ソフトウェア作成者」で578.5万円、業種全体の「インターネット附随サービス業」で707.1万円です。転職サイトの求人データでは500〜900万円程度が中央値となっており、年収は経験や企業規模によって大きく変動します。

Q2: 年代別の年収ピークはいつですか?

A2: ソフトウェア作成者の統計では45〜49歳の729.2万円がピークです。20代後半で約485万円、30代後半で約636万円と、40代半ばまで上昇し、その後は横ばいになります。

Q3: Webエンジニアの手取り額はどのくらいですか?

A3: 年収から社会保険料や所得税・住民税を差し引いた手取りは、年収の約75〜80%が目安です。例えば年収600万円の場合、手取りは約450〜480万円程度になります。手取り早見で詳細なシミュレーションができます。

Q4: 転職で年収アップは可能ですか?

A4: 転職エージェントのデータでは、Webエンジニアの求人提示年収の上限中央値が900万円と高い水準です。スキルや実績に応じて年収を上げられる可能性がありますが、あくまで提示額であり入社後に実績により変動することもあります。

Q5: 国税庁の統計と厚生労働省の統計はどちらが正確ですか?

A5: 両者は調査対象や集計方法が異なります。国税庁の調査は源泉徴収義務者を通じて給与所得者全体(役員や非正規含む)を推計し、厚生労働省の調査は10人以上の事業所の一般労働者を対象としています。どちらも公的な統計であり、目的に応じて使い分けると良いでしょう。

まとめ

Webエンジニアの年収は、国の統計では近接職種のソフトウェア作成者で578.5万円、Web系企業が多いインターネット附随サービス業で707.1万円が目安です。求人データでは500〜900万円のレンジが提示されることも多く、年代や企業規模、専門スキルによって大きく変動します。自分の市場価値を知るには、複数の統計と求人情報を比較することが大切です。

よくある質問

Webエンジニアの平均年収はいくらですか?

厚生労働省の統計では、近接職種を含む「ソフトウェア作成者」で578.5万円、業種全体の「インターネット附随サービス業」で707.1万円です。転職サイトの求人データでは500〜900万円程度が中央値となっており、年収は経験や企業規模によって大きく変動します。

年代別の年収ピークはいつですか?

ソフトウェア作成者の統計では45〜49歳の729.2万円がピークです。20代後半で約485万円、30代後半で約636万円と、40代半ばまで上昇し、その後は横ばいになります。

Webエンジニアの手取り額はどのくらいですか?

年収から社会保険料や所得税・住民税を差し引いた手取りは、年収の約75〜80%が目安です。例えば年収600万円の場合、手取りは約450〜480万円程度になります。手取り早見(/tedori)で詳細なシミュレーションができます。

転職で年収アップは可能ですか?

転職エージェントのデータでは、Webエンジニアの求人提示年収の上限中央値が900万円と高い水準です。スキルや実績に応じて年収を上げられる可能性がありますが、あくまで提示額であり入社後に実績により変動することもあります。

国税庁の統計と厚生労働省の統計はどちらが正確ですか?

両者は調査対象や集計方法が異なります。国税庁の調査は源泉徴収義務者を通じて給与所得者全体(役員や非正規含む)を推計し、厚生労働省の調査は10人以上の事業所の一般労働者を対象としています。どちらも公的な統計であり、目的に応じて使い分けると良いでしょう。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。