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新卒の年収平均はいくら?初任給の最新データと手取りの目安を解説

新卒の年収平均が気になる方へ。2026年度の初任給調査(労務行政研究所・産労総合研究所)をもとに、大卒・高卒などの初任給水準と新卒1年目の年収の目安、手取りの考え方を整理します。国税庁の民間給与実態統計調査による全体平均487万円との違いや、年収を左右する要因も解説します。

キーワード: 新卒 年収 平均

新卒の年収平均は487万円|令和7年分・男女/年代別の平均給与と手取りの目安">年収平均は?まずは「初任給」の最新データを確認

「新卒 年収 平均」と調べるとき、最初に押さえたいのは初任給の水準です。新卒1年目の年収は、入社時の初任給(月給)と賞与・諸手当の組み合わせでおおむね決まるためです。2026年度入社の初任給は、複数の調査で引き続き上昇していることが報告されています。

ただし初任給の調査結果は、調査対象や企業規模が異なるため数字に差があります。以下は公表されている最新の調査結果です。

2026年度の初任給平均|学歴別の水準

学歴労務行政研究所(東証プライム上場205社・速報)産労総合研究所(決定初任給調査)
大学院卒(修士)28万2645円27万4728円
大学卒(一律)26万5708円25万880円
短大卒23万1975円22万9526円(短大卒・事務)
高校卒(一律)21万7981円21万1814円(一律)
  • 労務行政研究所の調査では、初任給を「全学歴引き上げ」た企業は75.6%、「全学歴据え置き」は21.5%でした(jinjibu.jp)。
  • 産労総合研究所の調査では、初任給を「引き上げた」企業は77.9%。大学卒(一律)は25万880円で増加率4.86%、高校卒(一律)は21万1814円で同6.56%でした(e-sanro.net)。
  • マイナビキャリアリサーチLabの調査では、2027年卒の学部卒初任給(支給額)の平均は23万4223円で、2026年卒から8437円増加しています(career-research.mynavi.jp)。

初任給から見た新卒1年目の年収の目安

新卒1年目の年収(額面)は、初任給の月額に12か月分を掛け、賞与や諸手当を加えて考えます。

  • 大卒・月給25万〜26万円台の場合:単純計算で年300万〜320万円程度
  • これに賞与(一般的には年2〜4か月分程度とする企業が多いとされる)が加わると、年収の目安はおおむね320万〜400万円前後
  • 残業代が別途支給される場合は、その分だけ年収が上振れする

あくまで概算の目安であり、業種・企業規模・勤務地・残業時間によって大きく変わります。同じ「大卒」でも年収300万円台前半にとどまる例もあれば、400万円台に届く例もあります。

新卒の手取りはいくら?額面との違い

年収と手取りは同じではありません。額面の給与からは、健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料などの社会保険料と、所得税(および2年目以降は住民税)が差し引かれます。

一般的に、社会保険料と税金を合わせた控除額は額面の15〜25%程度といわれ、手取りは額面の75〜85%が目安です。月給25万円であれば、手取りはおおむね19万〜21万円前後になります。1年目は住民税の負担がないことが多く、2年目以降より手取りがやや多くなる傾向があります。詳しい金額は手取り早見で確認できます。

新卒の年収と全体平均(487万円)の違い

国税庁の「令和7年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円、女性342万円)でした。雇用形態別では正社員(正職員)が559万円、正社員以外が210万円です。

この487万円は、新卒を含むすべての年齢層・雇用形態を平均した数字で、平均年齢は47.3歳、平均勤続年数は12.5年です。年齢が上がるほど給与が上がる傾向があるため、新卒1年目の年収がこの水準を下回るのは自然なことです(nta.go.jp)。

給与階級別に見ると、男性は「400万円超500万円以下」が16.6%で最も多く、女性は「200万円超300万円以下」が18.7%で最多でした。新卒の水準は、こうした分布の下位層に位置すると考えるとイメージしやすいでしょう。業種別の平均給与(全年齢)は、電気・ガス・熱供給・水道業が854万円で最も高く、次いで金融業・保険業が726万円、最も低いのは宿泊業・飲食サービス業の276万円となっています。

新卒の年収を左右する主なポイント

  • 業種・職種:高収益とされる業種ほど初任給や賞与が高い傾向
  • 企業規模・上場区分:調査対象が東証プライム上場企業に限られる点には注意
  • 勤務地:地域手当の有無や水準で差が出る
  • 残業代・固定残業代:固定残業代は初任給の集計から除かれることが多い
  • 賞与の有無・支給回数:平均給与のうち賞与の割合は18.2%(平均賞与75万円、平均給料・手当412万円)
  • 学歴:大学院卒(修士・博士)は学部卒より高い水準

まとめ|新卒の年収は「初任給+賞与」で考える

新卒の年収平均は、初任給の水準と賞与の有無でおおむね決まります。2026年度の大卒初任給は25万〜26万円台とする調査が複数あり、単純計算では年収300万円台が目安になります。ただしこれらは概算で、個人差・地域差・企業差が大きい点には注意してください。自分の年収の位置を確認したい場合は年収指数、ほかのテーマは記事一覧もご覧ください。

よくある質問

新卒1年目の年収は平均でいくらですか?

新卒だけの全国平均を公表した統計は少なく、断定はできません。2026年度の大卒初任給は25万〜26万円台とする調査が複数あるため、賞与を含めた年収はおおむね300万円台前半〜400万円前後が目安と考えられます。業種・企業規模・勤務地で差が大きい点に注意してください。

新卒の手取りは額面の何割くらいですか?

一般的に、社会保険料と税金で額面の15〜25%程度が差し引かれ、手取りは額面の75〜85%が目安です。月給25万円であれば手取りはおおむね19万〜21万円前後になります。1年目は住民税がかからないことが多く、2年目以降より手取りが多めになる傾向があります。

大卒と高卒で初任給はどれくらい違いますか?

2026年度の調査では、大学卒(一律)が25万880円〜26万5708円、高校卒(一律)が21万1814円〜21万7981円で、おおむね4万〜5万円程度の差があります。企業規模や調査対象によって水準は異なります。

初任給は今後も上がり続けますか?

2026年度の調査では7割超の企業が初任給を引き上げたと回答しており、上昇傾向が続いています。ただし経済状況や企業業績によって変動するため、今後の水準を断定することはできません。

新卒でも年収500万円は可能ですか?

一般的な大卒初任給の水準からは、1年目で500万円に届く例は多くないと考えられます。ただし外資系企業や一部の専門職など、高い初任給を提示する企業もあるため、企業・職種による差が大きいといえます。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。