本文へスキップ
手取りナビ
メニュー

年収150万の手取りはいくら?社会保険加入で変わる金額を内訳つきで解説

年収150万円の手取りは、社会保険に加入するかどうかで大きく変わります。所得税・住民税・社会保険料の内訳と、約120万〜125万円という目安、130万円の壁との関係、扶養への影響をわかりやすく解説します。

キーワード: 年収150万 手取り

TAKE-HOME BY GROSS

額面別・月の手取り目安

手取り早見へ →

独身・扶養なし想定の概算。棒グラフをクリック可能な年収帯は詳細ガイドへ。

年収150万円の手取りは約120万〜125万円が目安

年収150万円(額面)の手取りは、社会保険に加入している会社員・パートの場合、おおむね120万〜125万円、手取り率にして約80〜83%が目安です。月あたりにすると約10万〜10.4万円ほどになります。

この金額は、所得税・住民税・社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)を差し引いた後の概算です。実際の手取りは、勤務先の健康保険料率、お住まいの自治体の住民税、年齢(40〜64歳は介護保険料の負担が加わる)、扶養の有無などで変わります。

参考として、国税庁の民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円・女性342万円、正社員559万円・正社員以外210万円)とされています。年収150万円はこれを大きく下回る水準ですが、控除の仕組みによって所得税がかからない点が特徴です。自分の年収帯の位置づけは年収指数でも確認できます。

年収150万の手取り内訳(社会保険加入の場合)

以下は「年収150万円を12等分した月額12.5万円・賞与なし・扶養なし・40歳未満・東京都の協会けんぽ料率」を前提にした概算です。

項目年額の目安
額面年収1,500,000円
社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)約220,000円
所得税0円
住民税約45,000円
平均年収をわかりやすく解説">年収とは?平均給与487万円から見る年収別の手取り目安">手取り年収約1,235,000円
手取り月収(12等分の目安)約103,000円

所得税が0円になる理由

給与所得控除は令和7年分から最低保障額が65万円に引き上げられました。年収150万円の場合、給与所得は約85万円になります。さらに基礎控除(令和7年分は所得に応じて最大95万円)を差し引くと課税所得が0円になるため、所得税はかかりません。復興特別所得税も同様に発生しません。

住民税はかかるのが一般的

住民税の基礎控除は所得税とは別で43万円です。給与所得約85万円から差し引くと課税所得は約42万円となり、所得割(標準10%)と均等割(標準5,000円・森林環境税1,000円を含む)を合わせて年4万円台の住民税がかかる計算になります。調整控除などにより多少変動し、自治体独自の減免が適用される場合もあります。年収150万円は住民税の非課税限度額を超えるのが一般的だと覚えておきましょう。

社会保険料は年22万円前後

従業員負担の目安は、健康保険が約4.955%(40〜64歳は介護保険料が加算)、厚生年金が9.15%、雇用保険が0.55%(一般の事業)です。月額12.5万円で試算すると月約1.8万円、年約22万円になります。実際の保険料は標準報酬月額の等級で決まるため、この金額とは差が出ます。

社会保険に加入しない働き方なら手取りは変わる

週の所定労働時間が20時間未満などの条件を満たす場合、社会保険への加入義務はありません。この場合は社会保険料の本人負担がなくなりますが、次の点に注意が必要です。

  • 健康保険の扶養に入れるかどうかは「年収130万円未満」などが基準で、年収150万円では扶養から外れるのが一般的
  • 扶養から外れると、国民健康保険料や国民年金保険料を自分で負担するケースがあり、かえって負担が増えることもある
  • 所得税は0円のケースが多いものの、住民税は加入・非加入にかかわらずかかる

つまり「社会保険に入らない=手取りが必ず増える」とは言い切れません。勤務先の加入条件とあわせて確認してください。

年収150万は「130万円の壁」を超える水準

年収150万円は、配偶者や親の健康保険の扶養から外れる目安とされる130万円を超えています。そのため、扶養内で働き続けたい場合は、勤務時間や年収の調整が必要になることがあります。

また、従業員51人以上などの事業所で働く場合は、年収106万円(いわゆる106万円の壁)を超えると社会保険加入対象になることがあります。年収150万円はこの水準も超えているため、多くのケースで社会保険に加入する働き方になると考えられます。世帯全体の手取りは手取り早見でイメージをつかんでおくと整理しやすいです。

年収150万の手取りを見るときの注意点

  • 手取り額はあくまで概算で、健康保険料率は都道府県ごとに異なる
  • 40〜64歳は介護保険料の負担が加わり、手取りが数万円減る
  • 賞与の有無、住民税の決定時期(前年所得ベース)によって月々の手取りは変動する
  • iDeCoやふるさと納税などの節税策は、所得が小さいと効果が限定的な場合がある

より詳しい計算の考え方は記事一覧の関連記事も参考にしてください。

まとめ

年収150万円の手取りは、社会保険に加入する場合で約120万〜125万円、月あたり約10万円強が目安です。所得税は0円でも住民税はかかり、社会保険料が手取りを大きく左右します。扶養や社会保険の加入条件は勤務先や自治体で異なるため、最終的な金額は勤務先の担当窓口や自治体の窓口で確認するのが確実です。

よくある質問

年収150万円の手取りは月いくらですか?

社会保険に加入している場合、手取り年収は約120万〜125万円が目安で、12等分すると月あたり約10万〜10.4万円になります。健康保険料率や住民税は地域・年齢で変わるため、あくまで概算です。

年収150万円でも所得税はかかりますか?

給与所得控除(令和7年分は最低65万円)と基礎控除(同・最大95万円)を差し引くと課税所得が0円になるため、所得税はかからないのが一般的です。一方、住民税の基礎控除は43万円で、年4万円台の住民税がかかることが多いです。

年収150万円だと扶養から外れますか?

健康保険の扶養は「年収130万円未満」などが基準とされるため、年収150万円では扶養から外れるのが一般的です。ただし判定は勤務先や保険者によって異なる場合があるため、加入先の健康保険組合などに確認してください。

年収150万円で社会保険に加入しないことはできますか?

週の所定労働時間が20時間未満などの条件を満たせば、社会保険の加入義務はありません。ただし扶養から外れて国民健康保険・国民年金を自分で負担する場合は、手取りが逆に減ることもあります。

年収150万円で手取りを増やす方法はありますか?

所得が小さいと節税策の効果は限定的ですが、勤務先の各種手当の確認や、扶養・社会保険の加入条件の見直しが手取りに影響します。iDeCoやふるさと納税は制度の上限や控除の仕組みを理解したうえで検討してください。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。