年収240万の手取りは約193万円|税金・社会保険料の内訳と生活費の目安
年収240万円の手取りは、独身・社会保険加入の概算で約193万円(手取り月収約16.1万円・手取り率80.4%)。所得税・住民税・社会保険料の内訳、生活費シミュレーション、平均給与487万円との比較、手取りを増やすポイントまでを出典付きで解説します。
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額面別・月の手取り目安
- 300万円 約 210,000円
- 400万円 約 270,000円
- 500万円 約 330,000円
- 600万円 約 390,000円
- 800万円 約 500,000円
- 1000万円 約 610,000円
独身・扶養なし想定の概算。棒グラフをクリック可能な年収帯は詳細ガイドへ。
年収240万円の手取りは約193万円|手取り率は約80.4%
年収240万円(額面)の平均年収をわかりやすく解説">年収とは?平均給与487万円から見る年収別の手取り目安">手取り年収は、独身・社会保険加入・扶養なしという条件の概算で約193万円です。賞与なしで12分割した手取り月収は約16.1万円、手取り率は約80.4%となります。年収のおよそ2割にあたる約47万円が、税金と社会保険料として差し引かれる計算です。
ここでいう「年収」は、給与明細の総支給額を1年分合計した額面の金額です。実際に口座へ振り込まれる金額とは異なります。また、この金額はあくまで目安であり、お住まいの地域(健康保険料率や住民税の均等割)、年齢(40歳以上は介護保険料が加わる)、扶養の有無、加入している健康保険の種類などによって変わります。自分の正確な手取りは、勤務先の給与明細や源泉徴収票で確認してください。年収帯ごとの比較は手取り早見で確認できます。
年収240万円から差し引かれる約47万円の内訳
| 種類 | 年額の目安 | 月額の目安 | 対年収比 |
|---|---|---|---|
| 所得税 | 約4万円 | 約0.3万円 | 約1.7% |
| 住民税 | 約8万円 | 約0.7万円 | 約3.3% |
| 社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険) | 約36万円 | 約3.0万円 | 約15.0% |
| 控除合計 | 約47万円 | 約3.9万円 | 約19.6% |
| 手取り額 | 約193万円 | 約16.1万円 | 約80.4% |
社会保険料が最も大きな負担で、控除全体のおよそ4分の3を占めます。健康保険料は標準報酬月額の約9〜11%程度(労使折半)、厚生年金保険料は18.3%(労使折半)、雇用保険料は0.6%程度(労働者負担分)が一般的な水準です。会社が同程度の保険料を負担しているため、会社から見た人件費は額面の年収よりも大きくなります。
所得税は、給与所得控除に加えて社会保険料控除・基礎控除(48万円)などを差し引いた課税所得に、累進税率をかけて計算します。年収240万円では課税所得が小さくなるため、所得税の負担は限定的です。一方、住民税は前年の所得に対して翌年に課税される仕組みのため、新社会人1年目は天引きされず、2年目から負担が増える点に注意してください。
手取り月収16.1万円の生活費シミュレーション
| 費目 | 月額の目安 | 手取り比の目安 |
|---|---|---|
| 住居費 | 約4.8万円 | 約30% |
| 食費 | 約2.4万円 | 約15% |
| 光熱費 | 約0.8万円 | 約5% |
| 通信費 | 約1.0万円 | 約6% |
| 交通費 | 約0.8万円 | 約5% |
| 娯楽・交際費 | 約1.3万円 | 約8% |
| 被服・日用品 | 約0.8万円 | 約5% |
| 医療費 | 約0.5万円 | 約3% |
| 保険料 | 約0.8万円 | 約5% |
| 支出合計 | 約13.2万円 | 約82% |
| 貯蓄可能額 | 約2.9万円 | 約18% |
あくまで一例ですが、手取りの約3割を住居費に充てる前提で組み立てると、毎月2〜3万円程度を貯蓄に回せる計算になります。ただし都市部では家賃の割合が大きくなりやすく、地方でも車の維持費がかさむなど、地域差が大きい項目です。まずは固定費(住居・通信・保険)を見直すことが、手取りを増やす近道になります。
平均給与487万円と比べたときの位置づけ
国税庁の民間給与実態統計調査(令和7年分)によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(前年比1.9%増)、男性597万円、女性342万円でした。雇用形態別では正社員(正職員)が559万円、正社員(正職員)以外が210万円となっています(国税庁)。
年収240万円は、正社員以外(パート・アルバイトなど)の平均210万円を上回るものの、全体平均487万円のおよそ半分の水準です。ただし平均値は一部の高収入者が全体を引き上げるため、多くの人の実感は平均より低くなりがちです。給与階級別では、女性は200万円超300万円以下の層が最も多いとされています。自分の年収がどの位置にあるかは年収指数も参考にしてください。
手取りを増やすために見直せるポイント
- ふるさと納税:自己負担2,000円で返礼品が受け取れる制度。住民税の負担がある程度ある人ほど効果を実感しやすい
- iDeCo(個人型確定拠出年金):掛金が全額所得控除の対象になる。ただし原則60歳まで引き出せない
- 扶養・各種控除の確認:配偶者控除や勤労学生控除など、申告漏れがないか確認する
- 社会保険料は原則として減らせない:加入状況によって給付(傷病手当金・年金など)が受けられるため、単純に「損」とは言い切れない
- 固定費の見直し:通信費・保険料・サブスクリプションの整理は、年収に関係なく効果が出やすい
年収240万円の手取りを確認するときの注意点
- 手取り額は「額面年収 − 所得税 − 住民税 − 社会保険料」の概算であり、実際の金額は控除の内容で変わる
- 住民税は前年所得に基づくため、年収が変わった翌年に負担額が変動する
- 40歳以上は介護保険料(第2号被保険者)が加わり、手取りが数万円減ることがある
- 国民健康保険に加入している場合は、保険料が前年所得に応じて決まるため、会社員とは計算方法が異なる
- 賞与の有無で月々の手取りは大きく変わる
まとめ
年収240万円の手取りは、独身・社会保険加入・扶養なしの概算で約193万円、手取り月収は約16.1万円、手取り率は約80.4%です。差し引かれる約47万円のうち、最も大きいのは社会保険料の約36万円です。金額は地域・年齢・扶養・加入する保険によって変わるため、あくまで目安として捉え、正確な数字は給与明細や源泉徴収票で確認しましょう。他の年収帯の手取りは手取り早見、関連記事は記事一覧から確認できます。
よくある質問
年収240万円の手取りはいくらですか?
独身・社会保険加入・扶養なしという条件の概算で、手取り年収は約193万円、手取り月収は約16.1万円(賞与なしで12分割)、手取り率は約80.4%です。所得税約4万円、住民税約8万円、社会保険料約36万円が差し引かれる計算になります。実際の金額は地域・年齢・扶養の有無などで変わります。
なぜ年収240万円で約47万円も差し引かれるのですか?
差し引き額のうち最も大きいのは社会保険料で約36万円です。健康保険料(標準報酬月額の約9〜11%程度・労使折半)、厚生年金保険料(18.3%・労使折半)、雇用保険料(0.6%程度)が含まれます。これに所得税約4万円と住民税約8万円が加わり、合計で約47万円になります。
住民税はいつから引かれますか?
住民税は前年の所得に対して翌年に課税される仕組みです。会社員の場合は原則として給与から天引き(特別徴収)され、通常は6月から翌年5月にかけて納付します。新社会人1年目は前年の所得がないため天引きされず、2年目から負担が生じることが一般的です。
年収240万円の手取りを増やす方法はありますか?
ふるさと納税やiDeCo(個人型確定拠出年金)など、所得控除や税額控除を活用する方法があります。ただしiDeCoは原則60歳まで引き出せないなどの制約があります。社会保険料は原則として減らせないため、固定費の見直しとあわせて検討するとよいでしょう。制度の詳細は公的機関の情報で確認してください。
年収240万円は平均より低いですか?
国税庁の民間給与実態統計調査(令和7年分)では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円、正社員(正職員)以外は210万円です。年収240万円は正社員以外の平均は上回るものの、全体平均のおよそ半分の水準といえます。ただし平均値は高収入者の影響で高めに出やすい点に注意してください。
参考情報
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本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。