整備士の年収は平均504.4万円|令和7年統計の手取り目安と年代別推移
整備士の年収は令和7年の賃金構造基本統計調査で平均504.4万円。手取り年収の目安は約403.5万円です。企業規模・年代別の年収や全産業平均との比較、年収アップのポイントをわかりやすく解説します。あわせて手取り早見や年収指数もチェック。
整備士の年収は、厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査で平均504.4万円(総支給額)です。この記事では、整備士の年収の実態と手取りの目安、企業規模や年代による違い、他業種との比較を公的統計に基づいて解説します。
整備士の年収は平均504.4万円|令和7年の公的統計
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、自動車整備士(自動車整備業に勤務する者)の平均月給は34.0万円、平均賞与は96.4万円、平均年収は504.4万円です。これは所得税や社会保険料を差し引く前の総支給額で、平均年齢40.6歳、勤続年数13.7年という条件の数値です。
同じ調査の全産業平均は年収546.2万円(月給37.1万円、賞与101.0万円)なので、整備士の年収は全産業平均より約41.8万円低い水準です。一方、国税庁「民間給与実態統計調査」の平均給与487万円(男性597万円、女性342万円)と比べると、整備士の平均はやや高めといえます。
整備士の年収とは?平均給与487万円から見る年収別の手取り目安">手取り年収は約403.5万円(目安)
年収504.4万円は社会保険料や税金を引く前の金額です。一般的に、社会保険料や所得税・住民税などで総支給額の約20%が差し引かれると仮定すると、手取り月給は約27.2万円、手取り年収は約403.5万円になります。ただし、実際の手取りは扶養家族の有無、住んでいる地域、年齢、各種控除によって大きく変わるため、あくまで目安としてください。自分の条件に近い手取りを知りたい場合は手取り早見をご利用ください。
整備士の年収は7年間で77.7万円アップ
整備士の年収は平成30年(2018年)の426.7万円から令和7年(2025年)の504.4万円へと、7年間で77.7万円増加しました。内訳は平均月給が4.6万円増、平均賞与が22.5万円増です。同じ期間の全産業の伸びは48.6万円なので、整備士の待遇は全産業以上に改善が進んでいるといえます。
主な推移は以下のとおりです(いずれも総支給額)。
- 平成30年:月給29.4万円、賞与73.9万円、年収426.7万円
- 令和3年:月給31.2万円、賞与79.1万円、年収453.5万円
- 令和5年:月給33.1万円、賞与90.7万円、年収487.9万円
- 令和7年:月給34.0万円、賞与96.4万円、年収504.4万円
企業規模・年代別にみる整備士の年収
企業規模別の年収は、従業員10~99名の企業で459.6万円、100~999名で498.7万円、1,000名以上で555.0万円です。企業規模が大きいほど年収が高くなる傾向があり、1,000名以上では10~99名より約95万円高くなっています。
年代別では、年収のピークは50~54歳の597.9万円(月給39.5万円、賞与123.9万円)です。20~24歳は361.5万円、30~34歳は492.0万円、40~44歳は579.0万円と、20代前半から40代にかけて大きく上昇します。60代後半になると349.1万円まで下がるため、在職中の収入設計には注意が必要です。
整備士の年収は他業種と比べてどうか
厚生労働省の調査では、整備士の月給は比較対象7業種中5番目、年収は4番目でした。月給は低めでも賞与が高いため、年収では中位につけています。保育士や理容・美容師と比べると、月給で3.5~5.4万円、年収で76.4~115.8万円高い水準です。
なお、機械整備・修理の年収目安を571万円(2025年・公的統計)とするデータもありますが、これは職種の範囲が異なるため、自動車整備士の年収とは単純比較できません。参考程度にとどめてください。
整備士の年収を上げるポイント
整備士の年収を上げるには、次のような方法が考えられます。
- 企業規模の大きい職場を選ぶ(1,000名以上は年収555.0万円が目安)
- 自動車整備士1級や検査員など上位資格を取得する
- 経験を積み、勤続年数を伸ばす
- 残業や深夜手当、休日出勤手当のある職場を選ぶ
- ディーラーや整備工場など、賞与体系の良い職場を検討する
よくある質問
整備士の平均年収はいくらですか?
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、自動車整備士の平均年収は504.4万円(総支給額)です。平均月給34.0万円、平均賞与96.4万円という内訳です。
整備士の手取り年収はどのくらいですか?
年収504.4万円の総支給額から社会保険料や税金が差し引かれると、手取り年収は約403.5万円が目安です。ただし、扶養家族や地域、控除によって変動します。
整備士の年収が高い年代はいつですか?
50~54歳がピークで年収597.9万円(月給39.5万円、賞与123.9万円)です。20代前半から40代にかけて大きく上昇し、60代後半で下がる傾向があります。
整備士の年収は全産業平均より低いですか?
令和7年の全産業平均年収は546.2万円で、整備士は504.4万円と約41.8万円低い水準です。ただし、7年間の伸び率は整備士の方が大きくなっています。
整備士の年収を上げるにはどうすればいいですか?
企業規模の大きい職場を選ぶ、上位資格を取得する、経験を積む、残業や手当のある職場を選ぶなどの方法があります。1,000名以上の企業では年収555.0万円が目安です。
参考情報
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本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。