本文へスキップ
手取りナビ
メニュー

ボーナス手取り計算|賞与から引かれる税金・社会保険料の仕組みと平均額の目安

ボーナス(賞与)の手取り計算の手順を、国税庁の平均賞与75万円や社会保険料率、賞与の所得税の決まり方をふまえて解説します。健康保険・厚生年金・雇用保険の本人負担や算出率の考え方、額面50万円の概算例、平均ボーナス額のデータも整理。金額はすべて目安です。

キーワード: ボーナス 手取り 計算

TAKE-HOME BY GROSS

額面別・月の手取り目安

手取り早見へ →

独身・扶養なし想定の概算。棒グラフをクリック可能な年収帯は詳細ガイドへ。

ボーナス(賞与)の年収487万円から税金・社会保険料を引いた手取りの目安を解説">手取り計算のやり方|年収別の目安と控除内訳【2026年版】">手取り計算は「額面から何が引かれるか」がカギ

ボーナス(賞与)の手取りを計算するとき、最初に押さえたいのは「額面」と「手取り」の違いです。国税庁の「令和7年分 民間給与実態統計調査」によると、民間の給与所得者の平均給与は487万円(前年比1.9%増)で、うち平均賞与は75万円(男性96万円、女性47万円)。給料・手当412万円に対する賞与の割合は18.2%でした(limo.media)。

賞与からは、毎月の給与と同じように社会保険料と所得税が差し引かれます。手取りは「額面 − 社会保険料 − 所得税」の概算で考えられます。なお金額はすべて目安で、勤務先・都道府県・年齢・扶養人数などによって変わります。

ボーナスの手取り計算の手順

  1. 標準賞与額を出す(賞与額の1000円未満を切り捨てた額)
  2. 社会保険料を計算する(標準賞与額 × 料率)
  3. 賞与から社会保険料を引いた額に、算出率をかけて所得税を計算する
  4. 額面から社会保険料と所得税を引いて手取りを出す

社会保険料の本人負担の目安は次のとおりです。

項目本人負担の料率(目安)備考
健康保険料4.95%協会けんぽ令和8年度全国平均9.90%の半分
厚生年金保険料9.15%18.3%の半分
雇用保険料0.5%令和8年度・一般の事業の場合

賞与の所得税は、国税庁が定める「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」を使い、賞与から社会保険料を引いた金額に、前月の給与額(社会保険料控除後)と扶養親族等の数に応じた税率をかけて求めます。前月の給与が高い人、賞与が大きい人ほど税率は高くなる仕組みです(limo.media)。

額面50万円のボーナスで手取りを概算してみる

40歳未満・扶養なし・社会保険料の本人負担を合計14.6%と仮定した場合の概算例です。

  • 額面:500,000円
  • 社会保険料:約73,000円
  • 所得税:課税対象 約427,000円に税率10%と仮定して約42,700円
  • 手取り:約384,300円(手取り率 約76.9%)

これは仕組みを理解するための概算例であり、実際の税率は前月給与や扶養人数で変わります。40歳以上は介護保険料が加わる場合もあります。年収ベースの手取りは手取り早見で確認できます。

平均ボーナス額の目安は調査によって違う

  • 国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」:平均賞与は年75万円
  • 厚生労働省「毎月勤労統計調査」2026年6月分:特別に支払われた給与は1人平均23万2,445円(前年同月比3.5%増)
  • doda調べ:年間平均支給額120万7,000円(冬56万7,000円・夏57万7,000円)
  • 2025年の夏42万6,337円・年末42万4,889円という集計(mirai-kanai-media.move-for-people.com)

調査によって平均額が大きく違うのは、dodaは「ボーナスがある」と答えた人の平均、毎月勤労統計調査は1回分の支給額、国税庁は年間の賞与というように対象が異なるためです。自分の賞与と比べるときは、額面か手取りか、1回分か年間かを揃えてから比較しましょう。

年収と手取り率の関係

年収が上がるほど所得税の税率が上がり、手取り率は下がる傾向があります。たとえば年収500万円・扶養なしなどの条件で試算すると、手取りは約393万9,438円(月約32万8,287円)、手取り率は約78.8%という例があります(tedori-calc.com)。ボーナスも同じ考え方で、額面が大きいほど手取り率は下がりやすいといえます。

国税庁の同調査では、平均給与は男性597万円・女性342万円、正社員559万円・正社員以外210万円でした。年収ごとの傾向は年収指数で整理しています。

ボーナス手取り計算|賞与から引かれる社会保険料と所得税の仕組み【2026年版】">ボーナス手取り計算で間違えやすいポイント

  • 住民税は、前年の所得をもとに毎月の給与から天引き(特別徴収)されるのが通常で、賞与から追加で引かれることは通常ありません。
  • 社会保険料は、1000円未満を切り捨てた「標準賞与額」に対して計算します。
  • 健康保険料率は都道府県や保険者で異なり、年度ごとに見直されます。
  • 子ども・子育て支援金など、新しい負担が加わる場合もあります。
  • 賞与の支給月や残業代の有無によって、実際の年収は変動します。

まとめ

ボーナスの手取りは「額面 − 社会保険料 − 所得税」の概算で求められます。社会保険料は健康保険4.95%、厚生年金9.15%、雇用保険0.5%が本人負担の目安で、所得税は前月給与と扶養人数で決まる算出率の表で計算します。平均賞与は年75万円(国税庁)から年120万7,000円(doda調べ)まで幅があるため、条件を揃えて比較することが大切です。自分の年収での手取りは手取り早見、関連する記事は記事一覧から確認できます。

よくある質問

ボーナスから住民税は引かれますか?

住民税は前年の所得をもとに計算され、通常は毎月の給与から天引き(特別徴収)されます。そのため、賞与から追加で差し引かれることは通常ありません。ただし退職時などに一時徴収されるケースもあるため、給与明細で確認してください。

ボーナスの手取り率の目安はどれくらいですか?

額面50万円・社会保険料の本人負担14.6%・所得税率10%と仮定すると、手取りは約38万4,300円(手取り率 約76.9%)という概算例になります。実際の手取り率は年齢・都道府県・扶養人数などで変わり、年収が高いほど下がりやすい傾向があります。

ボーナスにかかる社会保険料の料率を教えてください。

一例として、健康保険料は協会けんぽ令和8年度全国平均9.90%のうち本人負担4.95%、厚生年金保険料は18.3%のうち本人負担9.15%、雇用保険料は令和8年度・一般の事業で本人負担0.5%です。いずれも1000円未満を切り捨てた標準賞与額に対して計算します。

賞与の所得税はどうやって決まりますか?

国税庁の「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」を使い、賞与から社会保険料を引いた金額に、前月の給与額(社会保険料控除後)と扶養親族等の数に応じた税率をかけて求めます。前月の給与が高いほど、また賞与額が大きいほど適用される税率は高くなります。

平均的なボーナス額はいくらですか?

国税庁の令和7年分 民間給与実態統計調査では平均賞与は年75万円、doda調べでは年間平均120万7,000円、毎月勤労統計調査の2026年6月分では特別に支払われた給与が1人平均23万2,445円でした。調査対象が異なるため、条件を揃えて比較するのがおすすめです。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。