給料日はいつが多い?日本の一般的な給料日と仕組みを解説
日本の給料日は「月末締め翌月25日払い」が最多。この記事では、給料日の分布や前倒しルール、入社初月の注意点を国税庁統計とともに解説します。
日本の給料日はいつ?決まり・土日祝の扱いと手取りの目安を解説">給料日、最も多いのはいつ?
「給料日はいつが多いの?」と疑問に思ったことはありませんか?日本の民間企業では、給料日の設定にいくつかのパターンがありますが、最も標準的とされるのは毎月25日です。国税庁の令和7年分『民間給与実態統計調査』によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円、女性342万円)で、こうした統計と合わせて給料日の実態を知っておくと、生活設計や転職の際に役立ちます。
この記事では、給料日の一般的な分布や締め日との関係、土日祝日の扱いなど、知っておきたい基本ルールをわかりやすく解説します。
給料日「25日」が最多の理由
求人各社のデータや厚生労働省の運用実態をまとめたところ、給料日のシェアは次のようになっています(2026年時点の目安)。
| 給料日 | シェア(概算) | 主な企業タイプ |
|---|---|---|
| 毎月25日 | 約45% | 大手メーカー・正社員中心 |
| 毎月末日 | 約25% | 中堅メーカー・中小工場 |
| 毎月15日 | 約12% | 派遣会社・契約社員 |
| 毎月10日 | 約10% | 下請け・町工場 |
| 毎月5日/20日 | 約8% | その他・特殊サイクル |
25日が最多な背景には、大手製造業の慣習があります。トヨタやデンソーなどの大企業が住宅ローンやクレジットカードの引き落とし日(27日~末日)に合わせて給料を前倒しで支払うようになったのが始まりで、この習慣が業界全体に広がったとされています。
また、給料日とセットで重要なのが「締め日」です。給料日は「締め日(給与計算の対象期間の区切り日)」から何日後に支払うかで決まります。最も多いのは月末締め翌月25日払いで、1日~末日まで働いた分が翌月25日に振り込まれます。
月に2回?15日や末日のパターンも
給料日が25日以外の企業も多く存在します。
- 毎月末日:中堅メーカーや中小工場でよく見られます。月末締め当月払いの場合は、当月25日~末日に支払われることもあります。
- 毎月15日:派遣会社や契約社員に多いパターンです。15日締め当月末日払いや、月末締め翌月15日払いなど、締め日と組み合わせがいくつかあります。
- 毎月10日:下請けや町工場で採用されることがあります。
なお、給料日が月に2回ある「月2回払い」を採用する企業はごく一部で、大半は月1回払いです。労働基準法第24条では「毎月1回以上、一定期日に支払う」ことと定められており、月1回でも問題ありません。
給料日が土日祝に重なったら?前倒しが基本
給料日が土曜・日曜・祝日に当たる場合、多くの企業では前営業日に前倒しして支払います。例えば25日が日曜日なら、直前の金曜日(23日)に振り込まれるのが一般的です。
これは、従業員の生活費の決済(家賃の引き落としなど)に支障が出ないようにするための配慮です。ただし、一部の中小企業では翌営業日にずれるケースもあるため、就業規則や労働条件通知書で確認しておきましょう。
入社初月の給料は「空白の1ヶ月」に注意
給料日が「月末締め翌月25日払い」の会社に4月1日に入社した場合、初回の給料日は5月25日です。つまり、4月1日から約55日間、給与が入らない「空白期間」が発生します。
この期間の生活費をどうやりくりするかは、転職や新卒入社の際に計画しておく必要があります。派遣社員や期間工の場合、前払い制度や週払いを利用して資金繰りを柔軟にする方法もあります。
給料日がいつ多いかを知っておけば、入社のタイミングや転職活動の計画にも役立ちます。
まとめ:自分の給料日を確認して生活設計を
日本の給料日は25日が最多ですが、15日や末日など様々なパターンがあります。自身の会社の締め日と給料日を把握することは、家計管理の第一歩です。
年収指数や手取り早見もあわせてご覧いただくと、実際の手取り額や年収の目安がわかります。その他の給与に関する記事は記事一覧からどうぞ。
(参考:国税庁『令和7年分民間給与実態統計調査』、ものづくりキャリアナビの工場給料日データなど)
よくある質問
給料日は法律で決まっていますか?
労働基準法第24条では「毎月1回以上、一定期日に支払う」ことと定められていますが、具体的な日付(25日など)は法律で決まっていません。企業が就業規則で定めるものです。
「月末締め翌月25日払い」とはどういう意味ですか?
1日から末日までの勤務実績を集計し、その給与を翌月25日に支払う方式です。入社初月は働いた分が翌月にずれ込むため、最初の給料まで約2ヶ月弱かかることがあります。
給料日が25日じゃない会社はおかしいですか?
全くおかしくありません。15日や末日など様々なパターンがあり、特に中小企業や派遣会社では異なる日付が一般的です。違法ではありません。
給料日が土日祝の場合はいつ振り込まれますか?
多くの企業では直前の営業日に前倒しされます。例えば25日が日曜なら金曜日(23日)に振り込まれるケースが大半です。ただし就業規則で翌営業日と定めている会社もあるため、確認が必要です。
工場の給料日はいつが多いですか?
工場では「月末締め翌月25日払い」が最も多く、およそ45%の企業で採用されています。大手メーカーほど25日払いの傾向が強いです。
参考情報
- 民間給与実態統計調査(令和7年分)
- 工場の給料日|締め日と入社月の給料を経験者解説
- 民間給与実態統計調査
- 令和7年分民間給与実態統計調査結果について 1 調査の概要 民間給与実態統計調査は、統計法に基づく基幹統計であり、昭和 24 年分から始まり、今回 が第 77 回目に当たる。この調査(サンプル調査)は、民間の事業所における年間の給与の実 態を、給与階級別、事業所規模別、企業規模別等に明らかにし、併せて、租税収入の見積り、 租税負担の検討、税務行政運営等の基本資料とすることを目的としている。 (注)この調査は、サンプル調査であり、標本事業所等から得た標本値に標本抽出率等の逆 数を乗じて全体の給与額等を推計している。
- 月末締めとは?給与計算期間や初任給の振込日・土日ルールを徹底解説
- 民間給与実態統計調査|国税庁
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