本文へスキップ
手取りナビ
メニュー

日本銀行(日銀)の年収はいくら?令和7年度の給与・賞与・初任給を公表資料から解説

日本銀行(日銀)の年収は公表統計では確認できませんが、日本銀行法に基づく職員給与の支給基準では令和7年度の定例給与が+3.2%、賞与支給率は2.403か月と公表されています。初任給や年収の概算、国税庁の民間平均給与487万円との比較をわかりやすく解説します。

キーワード: 日本銀行 年収

日本銀行の年収は公表されている?まず押さえるべき基本

「日本銀行 年収」と検索すると、具体的な手取り目安">平均年収の数字が並んだページが多く見つかります。ただし、日本銀行(日銀)が個々の職員の年収や平均年収そのものを統計として公表しているわけではありません。

日銀は日本銀行法第31条に基づき、「日本銀行における職員の給与等の支給の基準」(職員給与の支給基準)を定めて公表しています。この基準では、職員給与について「適切な政策運営及び業務サービスの維持・向上を図るために必要な人材を確保する上で十分競争力のあるものとし、そうした人材の、主要民間金融機関のほか主要民間企業等における処遇の実情をも勘案」して決定するとされています。

つまり、公表資料から読み取れるのは「給与改訂率」「賞与支給率」「初任給」といった水準であり、実際の年収は職種・役職・年齢・勤続年数などによって変わるという点が重要です。以下では、令和7年度の公表内容をもとに、日銀の年収を考えるうえで押さえておきたい数字を整理します。

令和7年度の日銀職員給与:定例給与は+3.2%、賞与は2.403か月

日銀が2025年9月29日に公表した内容によると、令和7年度は管理職および企画専門職員(管理職等)以外の職員の定例給与を+3.2%改訂(ベア)するとともに、賞与の支給条件を次のように定めています。

  • 管理職等以外の職員:賞与支給率 2.403か月(5月賞与・11月賞与の1回あたり、ベアによる増加分を除く)
  • 管理職等:賞与支給率 3.168か月
  • 再雇用者(エキスパート職員):時間給+2.2%改訂、賞与支給率 1.295か月(担当者の補助的・定型的事務を職務とする場合は1.060か月)

改訂率と賞与支給率の推移は次のとおりです(管理職等以外の職員)。

年度3年度4年度5年度6年度7年度
定例給与改訂(ベア)0.0%+0.2%+1.9%+3.1%+3.2%
賞与支給率(1回あたり)2.124か月2.124か月2.295か月2.295か月2.403か月

賞与が年2回(5月・11月)支給されるとすると、単純計算では年間およそ4.806か月分(2.403か月×2回)になります。ただしこれは支給率にもとづく目安であり、実際の支給額は基本給や評価、在籍期間などで変わります。

日銀の初任給はいくら?学歴・職種別の目安

令和7年度の事務職員の初任給(月額)は、ベア等を反映して次のとおりとされています。

区分職種初任給(月額)
大学院修了者総合職283,800円
大学院修了者特定職265,220円
大学院修了者一般職254,900円
大学卒業者総合職263,160円
大学卒業者特定職249,740円
大学卒業者一般職234,260円
短期大学卒業者-211,560円
高等学校卒業者-200,210円

新卒の時点では20万円台前半〜28万円台の月額であり、ここに各種手当が加わります。初任給の水準は民間企業と比べても遜色ない〜やや高めという見方もありますが、あくまで一例として受け止めてください。

日銀の年収を月給から概算するといくら?

日銀が平均年収を公表していない以上、年収は「月給×12か月+賞与」で概算するしかありません。管理職等以外の職員の賞与支給率が1回あたり2.403か月であることを前提に、単純計算の例を示します。

  • 月給30万円の場合:30万円×12か月=360万円、賞与は30万円×4.806か月≒144万円 → 合計およそ504万円
  • 月給40万円の場合:480万円+約192万円 → 合計およそ672万円
  • 月給50万円の場合:600万円+約240万円 → 合計およそ840万円

これらはあくまで概算の目安です。実際には役職・職種・年齢・勤続年数・各種手当・支給月数で変動し、ここから税金や社会保険料が差し引かれた額が手取りになります。手取りの考え方は手取り早見で確認できます。

民間平均給与487万円と比べるとどう見えるか

国税庁の令和7年分 民間給与実態統計調査によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(前年比1.9%増)でした。内訳は次のとおりです。

  • 男性:597万円、女性:342万円
  • 正社員(正職員):559万円、正社員(正職員)以外:210万円
  • 平均賞与:75万円(賞与割合18.2%)

業種別では「電気・ガス・熱供給・水道業」が854万円で最も高く、2位は「金融業、保険業」726万円、3位は「情報通信業」682万円となっています。日銀は金融機関的な性格を持ちますが、公表統計上は日銀そのものの平均年収が示されているわけではないため、単純比較はできません。自分の年収を客観的に見たい場合は年収指数も参考にしてください。

日銀の年収を調べる・比べる際の注意点

  • 額面と手取りは別物:公表されている初任給や支給率は税金・社会保険料を引く前の額面ベースです。
  • 職種で水準が異なる:総合職・特定職・一般職、さらに再雇用のエキスパート職員では条件が分かれています。
  • 勤務地による差:本店と支店では地域手当などの扱いが異なる可能性があります。
  • 役職員全体の報酬:日銀は「日本銀行の役職員の報酬、給与等について」という資料も案内しており、役員報酬を含めた情報はそちらで確認できます。

個別の年収は応募先・在籍者に確認するのが確実です。関連する記事は記事一覧から探せます。

まとめ

日本銀行の年収は、平均額そのものが公表されているわけではありません。ただし、日本銀行法第31条に基づく職員給与の支給基準により、令和7年度は管理職等以外の定例給与が+3.2%、賞与支給率が1回あたり2.403か月(管理職等は3.168か月)と公表されています。初任給は大学院修了・総合職で月額283,800円、大学卒業・総合職で263,160円です。

年収を考えるときは、これらの公表値を前提に「月給×12か月+賞与(約4.8か月分)」で概算し、そこから税金・社会保険料が引かれることを忘れないようにしましょう。金額はあくまで目安であり、職種・役職・勤続年数・勤務地によって個人差が大きい点に注意してください。

よくある質問

日本銀行の平均年収はいくらですか?

日本銀行が職員の平均年収そのものを統計として公表しているわけではないため、断定できる金額はありません。公表されているのは定例給与の改訂率や賞与支給率、初任給などの水準です。令和7年度は管理職等以外の定例給与が+3.2%、賞与支給率が1回あたり2.403か月とされています。実際の年収は職種・役職・年齢・勤続年数などで変わるため、目安として捉えてください。

日銀の賞与は何か月分ですか?

令和7年度の公表内容では、管理職等以外の職員の賞与支給率は1回あたり2.403か月、管理職等は3.168か月です。5月と11月の年2回支給とすると、単純計算で管理職等以外は年間およそ4.806か月分になります。ただしベアによる増加分は除いた率であり、実際の支給額は基本給や評価などで変動します。

日銀の初任給はいくらですか?

令和7年度の事務職員の初任給(月額)は、大学院修了者で総合職283,800円・特定職265,220円・一般職254,900円、大学卒業者で総合職263,160円・特定職249,740円・一般職234,260円、短期大学卒業者211,560円、高等学校卒業者200,210円とされています。ここに各種手当が加わります。

日銀の年収は民間企業より高いですか?

公表資料だけでは日銀の平均年収が分からないため、民間企業との高低を断定することはできません。参考として、国税庁の令和7年分 民間給与実態統計調査では民間の平均給与は487万円、正社員(正職員)は559万円、業種別では金融業・保険業が726万円となっています。日銀の給与は主要民間金融機関等の処遇を勘案して決めるとされているため、水準感を考える際の参考にはなります。

日銀の年収を正確に知るにはどうすればよいですか?

日本銀行法第31条に基づく職員給与の支給基準や、役職員の報酬・給与等に関する公表資料を確認するのが基本です。ただし個々の年収は職種・役職・勤続年数・勤務地で異なるため、応募や転職を検討している場合は採用情報や在籍者への確認が確実です。当サイトの試算はすべて概算の目安としてご利用ください。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。