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大学教員の年収はいくら?教授・准教授・助教の平均年収と手取りの目安

大学教員の年収を職位別・年齢別・大学別に整理。教授は約1,100万円台、准教授は約900万円台という公表データをもとに、手取りの目安や民間平均との違いも解説します。大学教授の全国平均は約1,082万円というデータもあります。

キーワード: 大学教員 年収

大学教員の年収は平均1,000万円前後が目安

大学教員の年収は、職位・大学・年齢によって大きく変わります。まず全体像として、文部科学省が公表する国立大学法人等の資料では、教育職員(大学教員)の平均年間給与は924万5千円(令和6年度)とされています(mext.go.jp)。同じ資料で事務・技術職員は609万2千円、医療職員(病院看護師)は565万0千円なので、大学教員は法人内でも高い水準にあることがわかります。

一方、厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとにした集計では、大学教授(高等専門学校の教授を含む)の推計年収は約1,082万6千円、平均年齢57.5歳、労働者数69,370人とされています(techoffer.jp)。こちらは国立・公立・私立を分けていない全国平均です。設置形態や職位が違えば金額も変わるため、以下はすべて「目安」として読んでください。

職位別の大学教員年収:教授・准教授・講師・助教

国立大学法人81法人の公表資料を集計した職位別の平均年間給与は次のとおりです(nyumon-info.com)。

職位平均年齢年間給与の平均
教授56.8歳1,119.1万円
准教授50.7歳911.1万円
講師49.4歳844.6万円
助教45.5歳730.4万円
全体52.7歳989.7万円

賃金構造基本統計調査ベースでも、大学教授(高専含む)約1,082.6万円、准教授(同)約876.4万円、講師・助教(同)約712.2万円と、職位が上がるほど年収が高くなる傾向は同じです(techoffer.jp)。

国立大学教員の年収は法人ごとに差がある

同じ「大学教授」でも、所属する大学によって手取り目安">平均年収は変わります。令和6年度の公表資料を集計した教授の平均年収ランキングでは、東京大学が1,228万円で最も高く、東京海洋大学1,189万円、政策研究大学院大学1,188万円、電気通信大学1,162万円、東京農工大学1,159万円と続きます(nenshu-lab.com)。

令和7年度分の集計では、大学教員全体の平均は政策研究大学院大学1,217.0万円、お茶の水女子大学1,169.5万円、電気通信大学1,136.2万円の順で、78法人の単純平均は985.2万円、中央値は974.3万円でした(powerranking.jp)。

差が生まれる主な要因は、平均年齢の高さ、職位構成、勤務地に応じた地域手当です。上位には首都圏の大学が多く並びます。また年俸制が適用される教員は別集計になるため、公表値の対象人員が実際の教員数より少なく見える点にも注意が必要です。

年齢別に見る大学教員の年収

年齢階級別の推計年収(大学教授・高専含む)は、次のような推移です(techoffer.jp)。

  • 30〜34歳:約559.4万円
  • 35〜39歳:約847.7万円
  • 40〜44歳:約947.4万円
  • 45〜49歳:約1,048.6万円
  • 50〜54歳:約1,129.7万円(ピーク)
  • 55〜59歳:約1,120.6万円
  • 60〜64歳:約1,113.5万円
  • 65〜69歳:約989.0万円

50代前半でピークを迎え、65歳以降は1,000万円を下回る形です。ただしこれは大学教授という職位に就いている人の平均であり、大学教員全体(助教や任期付きなど)の年齢別分布とは異なります。

大学教員の年収から手取りを計算するときの目安

年収から手取りを出すには、所得税・住民税・社会保険料を差し引きます。一般的には、年収が高くなるほど手取りの割合は下がり、年収1,000万円前後では手取りは年収の7割前後(おおむね700万〜750万円程度)になることが多いとされます。年収500万円台では8割前後が目安です。

正確な金額は、家族構成、住んでいる地域、健康保険の種類、iDeCoやふるさと納税などの控除で変わります。ご自身の条件に近い数字は手取り早見で確認できます。年収水準を客観的に見たい場合は年収指数も参考にしてください。

民間企業の平均年収と比べると

国税庁の民間給与実態統計調査(令和7年分)によると、給与所得者の平均給与は487万円、男性597万円、女性342万円、正社員559万円、正社員以外210万円です(nta.go.jp)。

これと比べると、大学教授の平均(約1,082.6万円)は民間平均の2倍以上、准教授(約876.4万円)や講師・助教(約712.2万円)も民間平均を大きく上回ります。ただし、大学教員は博士号取得後の任期付き期間が長く、その間は年収が低いことも珍しくありません。平均値だけを見て「大学教員は必ず高収入」と判断するのは避けたほうがよいでしょう。

まとめ

  • 大学教員の年収は、職位と大学によって大きく異なる
  • 国立大学法人の教育職員の平均年間給与は924万5千円(令和6年度)
  • 職位別では教授約1,119万円、准教授約911万円、講師約845万円、助教約730万円が目安
  • 大学教授(高専含む)の全国平均は約1,082.6万円、50代前半がピーク
  • 手取りは年収1,000万円前後で7割前後が目安

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よくある質問

大学教員の平均年収はいくらですか?

国立大学法人の教育職員(大学教員)の平均年間給与は924万5千円(令和6年度)という公表資料があります。職位別では教授約1,119万円、准教授約911万円、講師約845万円、助教約730万円という集計もあり、設置形態や年齢構成で変わるため、あくまで目安としてください。

大学教授の手取りはいくらになりますか?

年収1,000万円前後であれば、手取りは年収の7割前後(おおむね700万〜750万円程度)が目安とされます。家族構成、住んでいる地域、健康保険の種類、各種控除で変わるため、条件を入れて確認するのが確実です。当サイトの[手取り早見](/tedori)もご利用ください。

国立大学と私立大学で年収は違いますか?

集計方法が異なるため単純比較はできません。国立大学法人は法人ごとに給与水準を公表しており、教授の平均は約1,119万円という集計があります。私立大学は法人ごとの公表内容が異なり、全国平均としてまとまった公表値は限られます。設置形態だけでなく、大学の規模や職位構成の影響も受けます。

大学教員は何歳ごろ年収が最も高くなりますか?

大学教授(高専含む)の年齢階級別推計年収では、50〜54歳の約1,129.7万円が最も高い水準です。45〜49歳で1,000万円台に乗り、65歳以降は1,000万円を下回る形になります。

大学教員になるまでの年収は低いのですか?

博士課程修了後は任期付きの助教・研究員などの期間が続くことが多く、その間は年収が低めになりやすいと一般的に言われます。30〜34歳の大学教授(高専含む)の推計年収は約559.4万円というデータもありますが、これは教授職に就いている人の平均であり、若手全体の水準を示すものではありません。

参考情報

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本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。