本文へスキップ
手取りナビ
メニュー

力士の給料はいくら?番付別の月給・年収目安と2027年改定を解説

力士の給料は十両以上の関取だけが受け取る月給が基本です。番付別の月給(横綱300万円〜十両110万円)と年収目安、2027年1月場所からの約10%改定、幕下以下の場所手当、褒賞金や優勝賞金までを出典つきで整理します。国税庁の民間給与実態統計と比較した金額感も掲載しています。

キーワード: 力士 給料

力士の給料は「関取」だけが月給を受け取る仕組み

力士の給料というと高額なイメージがありますが、月給が支給されるのは十両以上の「関取」だけです。幕下・三段目・序二段・序ノ口の力士は「力士養成員」として扱われ、月給は支給されず、本場所ごとの手当を受け取る仕組みになっています。十両に昇進できるかどうかが、力士の給料における最初の大きな分かれ目です。

なお、日本相撲協会は月給額そのものを公式には公表していません(dohyounomokugekisya.net)。本記事で紹介する金額は報道や独自計算に基づく目安であり、在位した番付・場所数・成績によって実際の受給額は変わります。

番付別の月給|横綱300万円・十両110万円(現行)

現行(令和8年12月まで)の月給と、2027年(令和9年)1月場所からの改定額は次のとおりです。

番付月給(現行)月給(2027年1月〜)月給×12か月(現行)
横綱300万円330万円3600万円
大関250万円275万円3000万円
関脇・小結180万円200万円2160万円
前頭(平幕)140万円155万円1680万円
十両110万円120万円1320万円

月給は在位する番付によって決まり、番付は場所ごとに動きます。上の「月給×12か月」は1年間同じ番付にいた場合の単純計算で、実際の年収は昇進・降進で増減します。なお賞与は年2回・各1か月分が支給されるのが一般的とされています。

2027年1月場所から月給が約10%引き上げ

日本相撲協会は2026年7月30日の理事会で、2027年(令和9年)1月場所から関取の給与を改定すると発表しました。関取の月給改定は2019年以来8年ぶりで、増額幅は10%前後と報じられています(moneypost.jp)。あわせて幕内優勝賞金は1000万円から2000万円へ倍増し、賞金の改定は1994年以来33年ぶりとされています。

幕下以下の力士は月給なし|場所手当はいくら?

幕下以下の力士には月給が支給されず、本場所ごとの手当のみとなります。1場所あたりの手当は、幕下16万5000円、三段目11万円、序二段8万8000円、序ノ口7万7000円が目安です。年6場所でも幕下で約99万円程度にとどまり、十両の月給110万円との差は大きくなります。改定後は幕下が18万円になるなど、6〜9%の引き上げが示されています。

月給以外の収入|褒賞金・優勝賞金・懸賞金

力士の給料は月給だけでなく、成績に連動する収入が重なります。

  • 力士褒賞金:勝ち越し点1つにつき50銭、金星(平幕が横綱に勝つ)10円、幕内優勝30円、全勝優勝50円といった「支給標準額」を積み上げ、それを4000倍した金額が本場所ごとに支給される仕組みです。勝ち越し1点なら2000円、金星なら4万円、幕内優勝なら12万円が、現役である限り毎場所上乗せされ続けます。
  • 優勝賞金・三賞賞金:幕内優勝は改定後2000万円、三賞は各300万円など。
  • 懸賞金:1本あたり手取り6万円程度として計算される例があります。
  • 出張手当・力士補助費:地方場所や東京場所に応じて支給されます。

これらを含めて褒賞金の最低額を加えた年収の目安は、横綱3960万円、大関3240万円、関脇・小結2304万円、前頭1824万円、十両1416万円という試算があります。賞与・本場所特別手当・出張手当まで含めると、横綱で4400万円台とする試算もあり、算出範囲によって金額は大きく変わります(sumo-guide.com)。

一般の平均給与と比べると?国税庁統計との比較

国税庁の民間給与実態統計調査(令和7年分)によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円、男性597万円、女性342万円、正社員559万円、正社員以外210万円です(nta.go.jp)。

十両の年収目安1416万円は全体平均の約3倍にあたりますが、十両以上の定員は限られており、力士全体に占める割合はわずかです。また給与は所得税や住民税などの対象となるため、実際の手取りは額面より少なくなります。控除や扶養の状況で差が出るため、詳しくは手取り早見を、年収帯ごとの比較は年収指数もあわせてご確認ください。

まとめ|力士の給料は番付と成績で決まる

力士の給料は、十両以上に支給される月給(横綱300万円〜十両110万円)が軸になります。2027年1月場所からは約10%の引き上げが予定され、幕内優勝賞金も2000万円へ増額されます。一方、幕下以下は月給がなく場所手当のみで、収入差は非常に大きいのが実情です。褒賞金・優勝賞金・懸賞金は成績次第で大きく変動するため、本記事の金額はあくまで目安として捉えてください。関連記事は記事一覧から確認できます。

よくある質問

力士の給料はいつからもらえますか?

月給が支給されるのは十両以上の「関取」になってからです。幕下以下の力士は月給がなく、本場所ごとの場所手当(幕下16万5000円など)のみが支給される仕組みです。

横綱の年収はどのくらいですか?

現行の月給は300万円で、2027年1月場所からは330万円に引き上げられます。褒賞金の最低額を含めた年収目安は約3960万円、賞与や本場所特別手当・出張手当まで含めると4400万円台とする試算もあります。成績や懸賞金で大きく変動するため、あくまで目安です。

力士の給料に税金はかかりますか?

給与として所得税や住民税などの対象になります。そのため実際の手取りは額面より少なくなり、控除や扶養の状況によって差が出ます。手取りの考え方は[手取り早見](/tedori)も参考にしてください。

幕下以下の力士の収入はどのくらいですか?

月給はなく、1場所あたりの手当は幕下16万5000円、三段目11万円、序二段8万8000円、序ノ口7万7000円が目安です。年6場所でも幕下で約99万円程度となり、十両以上との差は大きくなります。

2027年の改定で何が変わりますか?

関取の月給が約10%引き上げられ、横綱330万円・大関275万円・関脇小結200万円・前頭155万円・十両120万円となります。幕内優勝賞金は1000万円から2000万円へ、三賞は各300万円へ増額される予定です。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。