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介護の給料はいくら?令和6年度調査の平均給与と職種別の目安を解説

介護の給料はどのくらい?厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」の平均給与額月338,200円などの数字をもとに、施設・職種別の目安、手取りの考え方、処遇改善加算の影響、民間給与との比較をわかりやすく解説します。手取りは額面の8割前後が目安です。

キーワード: 介護 給料

介護の給料は平均月33万円台?最新調査の数字

厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」によると、介護職員等処遇改善加算を取得している施設・事業所に勤める介護職員(月給・常勤の者)の基本給等は月253,810円、手当や一時金を含む平均給与額は月338,200円でした。前年度と比較すると、基本給等は11,130円増(+4.6%)、平均給与額は13,960円増(+4.3%)となっています。

ただし、これは「加算を取得している事業所の、月給で働く常勤の介護職員」の平均です。すべての介護職に当てはまる数字ではなく、勤務形態や施設、夜勤回数などで大きく変わります。以下はあくまで目安としてご覧ください。

施設・職種別に見る介護の給料の目安

厚生労働省が公表している施設・事業所別の給与(月額)資料では、常勤職員1人当たりの給与月額は次のとおりです(扶養手当・時間外勤務手当・夜勤手当・通勤手当などを含み、賞与・退職給与金・法定福利費は含みません)。

職種介護老人福祉施設介護老人保健施設訪問介護通所介護
介護福祉士239,000円206,000円230,000円229,000円
その他の介護職員207,000円183,000円200,000円194,000円

同じ介護福祉士でも、施設形態によって月数万円の差があります。資格手当や夜勤手当の有無、勤続年数、地域の賃金水準も影響するため、求人票の額面だけで判断せず、各種手当を含めた総支給額で確認しましょう。

介護の給料から年収487万円から税金・社会保険料を引いた手取りの目安を解説">手取りはいくらになる?

額面の平均給与額338,200円を例にすると、健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料などの社会保険料と、所得税・住民税が差し引かれます。手取りは一般的に額面の8割前後(約27万円前後)になることが多いですが、年齢、扶養の有無、加入する健康保険、お住まいの自治体の住民税によって差があります。ボーナスを含めた年間の手取りを確認したい場合は手取り早見を活用してください。

なお、平均給与額は一時金(4~9月に支給された賞与等の1/6)を含む月額換算の数字です。単純に12倍すると年収約406万円になりますが、これは加算取得事業所の常勤月給者の集計結果であり、非常勤や1年未満の勤務期間がある場合は異なります。

介護の給料が上がっている背景|処遇改善加算

令和6年度の調査では、介護職員等処遇改善加算(新加算)の取得状況は95.5%となっています。賃金改善の実施方法(複数回答)は、ベースアップ等により対応が59.8%、定期昇給が43.6%、賞与等の引き上げまたは新設が33.1%、既存の各種手当の引き上げが24.4%でした。加算の拡充が、基本給等の引き上げにつながっていると考えられます。

ただし、加算の取得状況や配分方法は施設・事業所ごとに異なり、勤め先によって昇給額や手当の付き方に差が出ます。実際の給与は求人情報や就業規則で確認するのが確実です。

民間給与と比較するとどう見える?

国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円、女性342万円)、正社員559万円、正社員以外210万円とされています。介護職員の平均給与額338,200円を単純に12倍した約406万円は、この平均を下回る水準です。

ただし、介護の調査は加算取得事業所の常勤月給者が対象で、集計の範囲や雇用形態の構成が民間給与の調査とは異なります。単純比較はできません。年収の位置づけを確認したいときは年収指数も参考にしてください。

まとめ|介護の給料は施設と働き方で決まる

介護の給料は、基本給等で月25万円台、手当や一時金を含む平均給与額で月33万円台というのが令和6年度調査の目安です。同じ資格でも施設形態や夜勤の有無で差が出るため、複数の求人を比較し、総支給額と手取りの両方で確認することをおすすめします。関連する基礎知識は記事一覧から確認できます。

よくある質問

介護職の給料は平均でいくらですか?

厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」では、介護職員等処遇改善加算を取得している施設・事業所に勤める介護職員(月給・常勤)の基本給等は月253,810円、手当や一時金を含む平均給与額は月338,200円でした。ただし対象は加算取得事業所の常勤月給者であり、非常勤や施設形態によって金額は変わります。あくまで目安としてご覧ください。

介護福祉士になると給料は上がりますか?

資格手当や処遇改善の対象になることで給与が上がるケースは一般的にあります。厚生労働省の公表資料では、介護老人福祉施設の介護福祉士の常勤職員1人当たり給与月額は239,000円、その他の介護職員は207,000円とされ、職種による差が見られます。ただし手当の設計は施設ごとに異なるため、勤め先の就業規則で確認してください。

介護職の手取りは額面の何割くらいですか?

社会保険料や税金が差し引かれるため、手取りは額面の8割前後になることが多いというのが一般的な目安です。年齢、扶養の有無、加入する健康保険、住民税の額によって変わるため、実際の金額は人によって異なります。詳しい計算は手取り早見をご利用ください。

夜勤があると介護の給料は増えますか?

夜勤手当が支給される施設では、夜勤回数が多いほど総支給額が増える傾向があります。一方で、手当の単価や回数の上限は施設によって異なり、夜勤がない施設・職種もあります。求人票では基本給と手当の内訳を確認するのがおすすめです。

介護職の給料は今後も上がりますか?

令和6年度調査では介護職員等処遇改善加算(新加算)の取得状況が95.5%に達し、基本給等や平均給与額は前年度より増加しています。ただし今後の報酬改定や加算の運用は国の方針により変わるため、将来の金額を断定することはできません。最新の公表資料を確認するようにしてください。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。