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インターンシップの給料はいくら?長期・短期の相場と手取りの目安

インターンシップの給料は有給か無給か、長期・短期別の時給相場や月収の目安を公開情報をもとに解説します。103万円・130万円の壁、初任給や平均給与との比較、応募前に確認したいポイントもまとめました。

キーワード: インターンシップ 給料

インターンシップの給料は有給が原則?基本の考え方

インターンシップ(就業体験)の給料は、期間や内容によって大きく変わります。一般的に、数日〜数週間の短期プログラムでは無給のものが多い一方、数か月以上にわたって実務を担う長期インターンでは有給が基本とされています。

厚生労働省は、インターンシップ参加者が労働基準法上の「労働者」と判断される場合には、適用される最低賃金額以上の賃金を支払い、賃金支払いのルールを守らなければならないと示しています(u-intern.com)。つまり、名称が「インターン」であっても、実際に働いているのであれば給料が発生するという考え方です。

ただし、給与の有無や金額は企業・職種・働き方によって異なります。ここから紹介する金額はすべて「目安」「概算」としてご覧ください。

長期インターンの時給相場|職種・学年別の目安

実務に関わる長期インターンでは、時給1,500円前後が標準的な水準という整理が一般的です。アルバイトの時給がおおむね1,100〜1,300円程度とされるのに対し、長期インターンは300〜500円ほど高い傾向があるとされています(voil-intern.com)。

区分時給レンジの目安週20時間で月収の目安
未経験スタート1,200〜1,500円約10〜12万円
標準1,500〜1,800円約12〜14万円
エンジニア・データ分析2,000〜2,500円約16〜20万円
院生・高度専門1,800〜3,000円約14〜24万円

学年別では、大学1〜2年生が1,300〜1,500円、大学3年生が1,500〜1,800円、大学4年生が1,600〜2,000円、大学院生が1,800〜2,500円といった目安が示されています。

また、寄せられた回答を分析した結果では「時給1,500円〜1,799円」だったという人が特に多いというデータもあります(u-intern.com)。給与形態は大きく「時給制」と「成果報酬制」の2つに分かれ、デザイン・マーケティング・エンジニアリングなどでは時給制が多い傾向です。

月収シミュレーション|週の稼働時間×時給

授業と両立する場合、週10〜20時間の稼働が現実的なラインです。時給別の月収目安は次のとおりです。

週の稼働時給1,500円時給1,800円時給2,000円
週10時間約6万円約7.2万円約8万円
週15時間約9万円約10.8万円約12万円
週20時間約12万円約14.4万円約16万円
週25時間約15万円約18万円約20万円

月10万円を目標にするなら、時給1,500円×週15時間が一つの目安になります。なお、これらは税金や社会保険料を差し引く前の「額面」ベースの概算です。実際の年収487万円から税金・社会保険料を引いた手取りの目安を解説">手取りは控除によって変わりますので、手取り早見で確認してみてください。

インターン収入と「年収の壁」|103万円・130万円

学生のインターン収入も、アルバイトと同じように税金や扶養の判定対象になります。

  • 給与収入が年間103万円を超えると、一般的に所得税の課税対象になります。
  • 勤労学生控除を適用できる場合は、年130万円まで所得税がかからないケースがあります(適用には申告などの手続きが必要です)。
  • 親の社会保険上の扶養に入っている場合、年収130万円を超えると扶養から外れる可能性があります。

扶養の判定基準は年齢や勤務先の規模、加入する健康保険によって異なります。判断に迷う場合は、家族や勤務先、健康保険の窓口に確認してください。

初任給・平均給与と比べるとどう見えるか

長期的な目線を持つために、社会人の給与水準も確認しておきましょう。国税庁の民間給与実態統計調査(令和7年分)によると、平均給与は487万円、男性597万円、女性342万円、正社員559万円、正社員以外210万円となっています(nta.go.jp)。

大卒初任給は平均24万8千円(厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」)とされ、学生が理想とする初任給は「25万円」が28.0%で最多、次いで「30万円」が21.7%という調査結果もあります(mynavi.jp)。インターンの時給は、こうした初任給や平均給与と比べながら「経験を積む期間の収入」として捉えると分かりやすいでしょう。年収の全体像は年収指数も参考にしてください。

応募前に確認したいポイント

給料に関するトラブルを避けるため、応募前・勤務開始前に次の点を確認しておきましょう。

  • 時給制か成果報酬制か、支払日はいつか
  • 交通費の支給有無と上限
  • 労働条件通知書や雇用契約書が交付されるか
  • 扶養や控除に影響しない働き方かどうか

無給のプログラムであっても、実態として労働に当たる場合は賃金の支払いが必要とされる考え方があります。条件に不明点があれば、応募前に企業へ確認するのが安心です。

まとめ|インターンシップの給料は「期間」と「実態」で考える

インターンシップの給料は、短期は無給が多い一方、長期は有給が基本で時給1,500円前後が標準というのが一般的な相場です。職種や学年、成果によって時給は変動し、月収は週の稼働時間に大きく左右されます。金額はあくまで目安なので、税金・社会保険・扶養の扱いを含めて、自分の条件で確認することが大切です。関連する記事は記事一覧から探せます。

よくある質問

インターンシップに参加すると給料はもらえますか?

一般的に、数日〜数週間の短期プログラムは無給のケースが多く、数か月以上実務を担う長期インターンは有給が基本とされています。厚生労働省は、参加者が労働基準法上の「労働者」と判断される場合には最低賃金以上の賃金支払いが必要と示しています。給与の有無は企業やプログラムごとに異なるため、募集要項で確認しましょう。

長期インターンの時給相場はどのくらいですか?

公開されている情報では、時給1,500円前後が標準的な水準という整理が一般的です。未経験スタートで1,200〜1,500円、エンジニアやデータ分析で2,000〜2,500円、大学院生や高度専門職で1,800〜3,000円といった目安が示されることもあります。あくまで概算であり、職種・経験・企業規模で変動します。

インターンの収入が増えると扶養から外れますか?

給与収入が年間103万円を超えると一般的に所得税の課税対象となり、親の社会保険上の扶養に入っている場合は年収130万円を超えると扶養から外れる可能性があります。判定基準は年齢や勤務先の規模、加入する健康保険によって異なるため、家族や勤務先、健康保険の窓口に確認してください。

インターンの給料から手取りはどのくらい引かれますか?

所得税や社会保険料の負担は、収入額や扶養の状況、勤務先の社会保険の適用有無によって変わります。学生の場合、年収が一定額以下であれば所得税がかからないこともあります。額面からどの程度引かれるかは個人差が大きいため、[手取り早見](/tedori)などで条件を入れて確認するのがおすすめです。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。