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非課税世帯とは?年収目安を世帯構成別に解説|判定のしくみと確認方法

住民税非課税世帯とは、世帯全員の住民税(均等割・所得割)が0円の世帯です。単身なら年収110万円以下など、世帯構成別の年収目安を表で解説。判定に使うのは収入ではなく合計所得金額である点、自分で確認する方法、2027年度のライン変更、受けられる優遇までまとめます。

キーワード: 非課税世帯とは 年収

非課税世帯とは|世帯全員の住民税が0円の世帯

住民税非課税世帯とは、住民登録上同じ世帯にいる全員の住民税が、均等割・所得割のどちらも課税されていない状態の世帯を指します。給付金や福祉制度の対象基準として使われる、税法上の客観的な区分です(参考:ikigai.town)。

判定に使われるのは、前年1月1日〜12月31日の所得です。たとえば2026年度(令和8年度)の住民税は、2025年の所得をもとに計算されます(参考:taxlabor.com)。「非課税世帯とは 年収いくらまでか」という疑問に対しては、世帯構成とお住まいの地域によってラインが変わる点が重要です。

なお、国税庁の令和7年分民間給与実態統計調査によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円・女性342万円、正社員559万円・正社員以外210万円)です。非課税のラインは、これよりかなり低い水準にあります。

非課税世帯とは 年収の目安|世帯構成別の早見表

給与収入だけで暮らす会社員の場合、非課税となる年収の目安はおおむね次のとおりです。金額はいずれも目安・概算で、自治体や級地によって変わります。

世帯構成合計所得金額の上限の目安給与収入の年収目安
単身(扶養なし)45万円約110万円
配偶者を扶養(2人世帯)101万円約166万円
夫婦+子1人136万円約206万円
夫婦+子2人171万円約256万円
夫婦+子3人206万円約306万円

同じ単身でも、住んでいる自治体(級地)によって上限は変わります。1級地(東京23区・政令市など)で年収100万円前後、2級地で96.5万円前後、3級地で93万円前後といった例も紹介されています(参考:ikigai.town)。

判定は「年収」ではなく「合計所得金額」

非課税かどうかを決めるのは、収入そのものではなく合計所得金額です。同一生計配偶者や扶養親族がいる場合は、一般に「35万円×(本人+同一生計配偶者+扶養親族の人数)+加算額」で求めた金額以下かどうかで判定されます。加算額は市区町村によって異なり、21万円+10万円といった例が示されています(参考:taxlabor.com)。

  • 収入:給与や売上など、入ってきた金額そのもの
  • 所得:収入から給与所得控除や必要経費を引いた後に残る金額

会社員は源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」、個人事業主・フリーランスは確定申告書の合計所得金額(事業所得)で判定されます。売上ではなく経費を引いた後の金額で見られる点に注意してください。

手取りは約162万円|内訳・生活費・平均給与との比較【2026年】">年収200万円前後でも非課税になるケース

世帯の構成や事情によっては、上の早見表より高い年収でも非課税となることがあります。

  • 生活保護法による生活扶助を受けている方
  • 障害者・未成年者・寡婦・ひとり親で、前年の合計所得金額が135万円以下の方(給与収入のみなら年収約204万円未満が目安)
  • 遺族年金・障害年金は非課税所得のため判定に含まれない(ただし他の収入がある場合は合算される)

自分が非課税世帯か確認する方法

  1. マイナポータルにログインし「わたしの情報 → 税・所得」で最新年度の住民税額を確認する(所得割・均等割がともに0円なら非課税)
  2. 市区町村で課税証明書(非課税証明書)を取得し、税額欄が0円・非課税と記載されているかを見る
  3. 毎年5〜6月ごろに届く住民税の納税通知書・特別徴収税額通知書で税額が0円か確認する
  4. 会社員は源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」を、扶養人数とあわせてチェックする
  5. 個人事業主・フリーランスは確定申告書の合計所得金額を確認する

判断に迷う場合は、お住まいの市区町村の税務窓口に問い合わせるのが確実です。

2027年度は非課税ラインが上がる見通し

2026年の収入で判定される2027年度の住民税では、給与所得控除の最低額が74万円に上がるため、単身者の非課税の目安は給与収入119万円以下に広がるとされています(参考:money-kanri.com)。制度改正の内容は必ず最新の公式情報で確認してください。

非課税世帯が受けられる優遇と給付金

非課税世帯に該当すると、国民健康保険料・介護保険料の減免、高額療養費の限度額引き下げ、就学援助など、年間を通じた負担軽減につながる場面があります。

給付金については、2026年5月時点で国による住民税非課税世帯への一律給付は実施されていません。物価高騰対応の交付金を活用した自治体独自の給付が一部地域で行われており、金額・対象・申請方法・時期は自治体ごとに大きく異なります。市区町村の公式サイトや届いた通知で確認しましょう。

まとめ

非課税世帯とは、世帯全員の住民税が均等割・所得割ともに0円の世帯です。年収の目安は単身で約110万円、夫婦のみで約166万円、夫婦+子2人で約256万円などとなりますが、級地や加算額の違いで前後します。判定は収入ではなく合計所得金額で行われるため、自分の源泉徴収票や課税証明書で正確に確認することが大切です。

年収帯ごとの手取りの感覚は手取り早見、年収別の位置づけは年収指数で確認できます。関連する記事は記事一覧から探せます。

よくある質問

非課税世帯とは年収いくらまでですか?

給与収入のみの会社員の場合、単身で約110万円以下、配偶者を扶養する2人世帯で約166万円以下、夫婦+子2人で約256万円以下が目安とされています。ただし合計所得金額の上限は自治体(級地)や加算額によって異なるため、あくまで目安としてお住まいの市区町村の基準を確認してください。

年収130万円や150万円でも住民税非課税になりますか?

単身・扶養なしの場合、一般的な目安(給与収入約110万円以下)を超えると課税される可能性が高くなります。一方、障害者・未成年者・寡婦・ひとり親に該当する場合は前年の合計所得金額が135万円以下(給与収入のみなら年収約204万円未満)で非課税となる扱いがあります。生活保護の生活扶助を受けている場合も非課税です。

パートやアルバイトでも非課税世帯の判定は同じですか?

判定に使うのは合計所得金額で、雇用形態は問いません。パート・アルバイトでも、世帯全員の住民税が均等割・所得割ともに0円であれば住民税非課税世帯に該当します。世帯に他の収入がある場合は合算して判定されます。

自分が非課税世帯かどうかはどうやって調べますか?

最短の方法はマイナポータルで「わたしの情報 → 税・所得」を確認する方法です。ほかに、市区町村で取得する課税証明書(非課税証明書)、毎年5〜6月ごろに届く住民税の納税通知書、会社員なら源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」でも目安をつかめます。不明な場合は市区町村の税務窓口に問い合わせてください。

非課税世帯向けの給付金はありますか?

2026年5月時点で、国による住民税非課税世帯への一律給付は実施されていません。自治体独自の給付が一部の地域で行われており、金額・対象・申請方法・時期は自治体によって異なります。お住まいの市区町村の公式サイトや届いた通知を確認するか、福祉・生活支援窓口に問い合わせてください。

参考情報

関連ガイド

本記事の金額は公開統計や一般的な試算に基づく目安です。実際の手取りは社会保険・税法・扶養・居住地により異なります。重要な意思決定の前に、最新の公式情報や専門家の助言を確認してください。